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今日からはじめる「結露対策」
2016-02-18 16:21:48

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数日前まで温かかったのに、昨日あたりからまた急に寒くなりはじめましたね。

こんなに寒いと、普段はあまりエアコンのスイッチを入れない担当者も

暖房を点けずにはいられません。

最近の暖房は部屋が温まるのが早いですし、本当に便利な時代になりましたねえ…

 

ですが、エアコンを付けると毎回悩まされるのが窓際の結露。

結露は放置しておくとカビの原因にもなり、柱を腐らせるので

どんどんお家の耐久性を奪っていきます。

せっかく買ったピカピカのお家にカビが…なんてことになったら、

すっごくショックですよね

そんなことにならないためにも、しっかり結露対策をしましょう。

 

 

【1.どうして結露は起こるのか?】

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まず、結露が起こるにはふたつの条件があります。

それは「内と外の温度差」と「湿度」です。

 

もともと温かい空気は水蒸気(湿気)を多く含むことができるという

性質を持っています。

逆に冷たい空気になるほど、含有できる水蒸気の量は減ります。

この温かい空気が窓付近に近づくにつれ冷やされることによって、

もともと空気に含まれていた水蒸気が空気から分離し、

水滴となって現れます。これが結露です。

 

この水滴が窓に付着し、放置されることによって木が腐りカビに繋がります。

雨漏りと同じようなものですね。

 

【2.結露を起こさないための基本対策】

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結露の基本的な対策としてあげられるのが、内と外の温度差を

できるだけ少なくする、ということです。

 

寒いのはちょっと我慢して、窓を10cmほど開け、換気扇を回して

外の空気を取り込むと、効率的な換気ができます。

(※あまり開けすぎると部屋の温度が下がりすぎるので注意)

加湿器の使い過ぎも、湿気を生み出してしまうため

結露の原因となってしまいますので注意しましょう。

 

あとは押し入れを完全に締め切らずに少し開けておいたり、

扇風機を利用して天上に空気を送り、上下の温度差を減らして

空気の循環を良くしてやることで、部屋のカビも防止できます。

 

 

ちょっとしたことで結露は大いに防止できるので、

たまには少し、お家のことを気にかけてあげるといいかもしれませんね