時を迎え、日記も今回が最終回となります。

南に面したリビングの窓からは、まぶしいほどの日差しが入り、白に統一された
壁からは、やわらかな光が反射されています。
構造上必要な柱を利用した袖壁の格子が、白い壁とのコントラストによる
アクセントと、さりげない空間の仕切り役を演じてくれています。

玄関ポーチに、趣のある格子が設置され建物の工事がすべて完了しました。
このあと、シンプルビューティーな建物に合うお庭の工事が始まります。
それが完成したとき、どんな表情を見せてくれるのか今から楽しみです。
建物の工事は完了しましたが、N様とのお付き合いはこれからが始まりです。
N様ご家族の歴史に、生涯にわたって建物と供に携わらせていただきます。
最後になりましたが、お施主様N様、工事に携わっていただいたすべての方、
また近隣住民の皆様と、当日記の読者様に心より感謝いたします。